2026年5月27日
令和14年の土地区画整理事業完成を目指す
前号で交野市都市まちづくり部が招集している寺・向井田、青山・神宮寺地区まちづくり協議会設立準備会の組織の実態について報告したが、実はそのメンバー20人の中に私が会長を務める寺・向井田検討会の役員も参加している。私は20人のメンバーの知る限りの人に私の主張を郵送した。思い違いや事実と違った論点が見つかればこのホームページで修正していく。
2年間も停滞しているJR新駅まちづくりを早急に前進させることにおいては、交野市都市まちづくり部も検討会会長の私も同じ道を歩む。前へ進むための第1関門はなにか。
第1関門
寺・向井田まちづくり検討会「解散」総会の招集!
これを避けては誰も前へ進めない。つまり検討会「解散」によって協議会へと進み、事業化検討パートナーを決定し、令和10年土地区画整理組合設立を目指すのである。総会の招集権者は会長の私である。その決議についてシリーズ2で列記したが、交野市が令和7年3月以来取り組んできたまちづくり準備会が4月27日の世話人会で作成した決議についても公平性の観点から議案Aとし、次のように議案書を作成する。
A青山・神宮寺と合併か、B寺・向井田を先行か総会で決議する
交野市寺・向井田地区、青山・神宮寺地区まちづくり協議会の設立について
これまで寺・向井田地区については、令和4年度に寺・向井田地区検討会が発足し、向井田3丁目地内において、望ましくない施設の進出や乱開発を抑制するとともに、未来に向かって良好なまちづくりを推進するための議論を重ね、まちづくり基本構想の作成やその実現化手法等、まちづくりへの機運の醸成を図ってきた。
また、青山・神宮寺地区においても、令和5年度より勉強会等を重ねながらまちづくりへの機運の醸成を図ってきた経緯があり、まちの将来像を共有しその実現を図るためのより具体的な検討を行うまちづくり協議会の設立について賛否を取ったところ、半数以上の賛成があったことから、設立に向けた方針決定がなされた。
本協議会は、交野市寺1丁目、向井田3丁目、青山1丁目、2丁目、3丁目、4丁目、5丁目、神宮寺1丁目地内において、望ましくない施設の進出や乱開発を抑制するとともに、未来に向かって農地保全を含めた良好なまちづくりを推進することを目的とする。
今後、農地保全を含めた各地権者の意向に即した計画的なまちづくりを進めるための調査、検討や、関係利権者の合意形成を推進するために、まちづくり協議会の設立を提案するものである。
本議案の提案は準備会世話役でもある尾亀和馬検討副会長が行う。しかし、青山地区は前号で述べたように組織化はほとんど進んでいない。
寺の地権者80名は青山組織化のレベルにもどって又1からのスタートとなる。組合設立までに10年以上かかるのは必定である。
これには試行錯誤の先例がある。下の図を見てほしい。私がまちづくり会長の茄子作地区24ha(地権者250名)は平成21年にまちづくり組織を立ち上げた。アンケートで20%の反対があり前へ進めない。
大阪府都市整備推進センターのアドバイスがあり、二国南側の茄子作南地区(4ha、25名。星田北地区を含む)を先行事例として着手した。(平成27年、清水建設)
令和元年に完成した企業団地を見て、茄子作地区(125名、20ha)の賛成率は90%になり、翌令和2年に検討会設立、令和7年本組合設立、現在造成工事中である。完成は令和14年、枚方市は環境アセスメントに3年を要し、他市より期間が長くなるが、それにしても私のようなプロの技術士・中小企業診断士がリーダーでも協議会から完成まで17年、大事業となるのである。
以上により、A案は不可である。寺・向井田地区を先行事例とするB案しか生きる道はない。
先行事例で成功した枚方市茄子作土地区画整理事業
寺・向井田地区を先行事例として青山につなぐ
山本交野市長は議員当時から新駅まちづくりに熱心に取り組んでおられ、市長原案(令和4年3月議員当時作成)では、
寺・向井田地区【1工区】
令和9年:土地区画整理事業認可
令和14年:土地区画整理事業完了
青山・神宮寺地区【2工区】
令和13年:土地区画整理事業認可
令和18年:土地区画整理事業完了
つまり、寺・向井田地区を先行事例として、その成功実績を見せて、青山・神宮寺地区組織化を進めようとするものである。現地の土地利用状況を実地によく観察されておられた市長ならではの慧眼に今となって敬服せざるを得ない。
本年秋に寺・向井田地区まちづくり協議会を設立すれば、市長スケジュール通り、令和14年には土地区画整理事業を完了させることができる。よって、寺・向井田地区のみによるまちづくり協議会設立を提案する。
A案、B案提案後、会員による質疑応答を行い総会の決議によりA案かB案かを決定する。
寺・向井田まちづくり令和14年完成までのスケジュール
解散総会後の寺・向井田まちづくり完成までのスケジュールは以下の通り(会長私案の段階)。
令和8年年末までに:
事業化検討パートナー(ゼネコン)の決定
令和9年7月:
準備組合設立
事業フレーム(総工事費、平均減歩率)の決定
令和9年12月:
都市計画決定
① 市街化区域への編入
② 用途地域の決定
令和10年4月:
土地区画整理組合設立
令和14年:
土地区画整理事業完成
※なおA案を決議した場合のスケジュールは未定
発信者:岡市敏治