1.枚方市茄子作地区(21ha)まちづくり

2023年7月現在

計画の概要

 

1.対象地域

茄子作は枚方市40万都市の南部地区に位置する。対象地域は第二京阪国道交野南インターの北隣の21haの調整区域農地(地図参照)

 

2.事業の概要

・地権者:125名(内約20名は居住者、事業者)

・総事業費:76億円 予定減歩率:40.75%

・業務代行予定者:フジタ、大和ハウス工業、ホクシン建設

 

3.事業のスケジュール

令和3年12月 枚方市茄子作土地区画整理準備組合設立

        理事長 岡市敏治

令和7年3月  本組合設立予定

令和7年7月  基礎整備工事着手

令和11年4月 まちびらき(使用収益開始)

 

茄子作は枚方市の南部に位置し、今から580年前の室町時代に創建された春日神社を中心とする歴史と伝統を持った由緒ある地域である。この一帯は交野ケ原(かたのがはら)といわれ、平安貴族の遊猟地として和歌にも詠まれた景勝の地である。

 

生駒山系から流れ出て、この地を淀川へと北流する天の川は、七夕伝説発祥の地としても有名である。この地区の南の縁(ふち)を東西に縦貫する第二京阪国道が2010年に開通して、僻遠の地であったこの地域の交通利便性は劇的に改善された。

 

奈良・平安時代の大昔からほぼ1000年もの間、淀川が京都・大坂をつなぐ文明の通路であり、枚方はその中継地として栄えた。しかし、これからは道幅80mもある第二京阪国道が枚方40万都市を日本列島国土軸へとつなぐ主要幹線となる。

 

北から南へ、淀川から第二京阪国道へとパラダイムシフトが起こった。今回、私たちがまちづくりに取り組もうとしている茄子作地区25haは、枚方市が高速道路と面でつながる唯一のまちづくり区域である。

 

ここで私たちのご先祖たちは、1700年以上前の弥生時代から稲作農業を行ってきた。しかし日本人はお米をあまり食べなくなり、営農者も高齢化、後継者難でこのところ放棄田が増えてきた。

 

第二京阪国道のインターがすぐそばにあり、車が増えて沿道沿いに飲食店が建ちだした。このままでは奥の田んぼは袋小路となって、ますます荒廃が進むだろう。

 

土地区画整理法による計画的まちづくりを進めたい行政の支援もあって、2021年ここにまちづくり準備組織が立ち上がった。

 

当地区には、田畑だけでなく、換地が必要となるかもしれない居宅20軒と工場が1社ある。この方々が強い不安を持たれるのは当然である。

 

SDGsの理念は、持続可能な開発のために「だれ一人取り残さない」 No one will be left behindである。私たちは住民参画型まちづくりで、地域社会と環境に調和した、未来世代に誇れるまちづくりを目指す。まちびらきは6年後の2029年。